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小野島 友紀さん・小野島 徹さん

魅力を再発見!
親子でのびのび高根沢ライフ

フリーランスのデザイナーとして働く友紀さんと、東京でお笑い芸人として活動していた徹さん。

徹さんのコンビ(駆け抜けて軽トラ)解散という節目をきっかけに、「環境を変えよう」と決意し、2024年秋、家族3人で友紀さんの地元・栃木県高根沢町へ移住した。
豊かな自然と人の温かさあふれるこの町では、「地域みんなで子どもを育てている」という安心感がある。息子のきのとさんは里山の保育園でのびのびと過ごし、一家で地域の一員として行事や交流を楽しむ日々だ。

現在は、デザインやYouTubeを通じて高根沢町や栃木県の魅力を発信中。

始まったばかりの新生活を満喫しているお二人に、高根沢町の魅力とこれからの夢を伺った。

STORY

東京から高根沢へ。
家族とともに始まった新しい暮らし

2024年9月、東京都内のマンションを手放し、栃木県高根沢町の実家へ移住した小野島友紀さん。

フリーランスのデザイナーとして活動しながら、夫でお笑い芸人の徹さん、4歳の息子さんとともに、実家の一角で新たな暮らしをスタートさせた。

「きっかけは夫の“移住してみようか”という一言でした。」

コンビの解散という大きな転機を迎え、徹さんは東京での暮らしを見つめ直したという。
ちょうどマンションは売り時を迎えており、芸人仲間からも「今がチャンス」と背中を押された。ローン返済が続くなか、将来のことを考え、まずは環境を変えたいという思いから、「実家なら安心して暮らせる」と友紀さんの実家がある高根沢町への移住を決意した。

友紀さん自身も、教育業界で12年勤めたのち、妊娠とコロナ禍を機に以前より興味のあったデザインの道へ転身。

「どこに住んでも仕事ができる状況だったので、移住を考える良いタイミングでした。」

ふるさと回帰支援センターでの相談をきっかけに、宇都宮市やさくら市なども移住先の候補にあがったが、「子育て環境」「両親のサポート」「実家の空きスペース」という条件がそろった高根沢町が最も自然な選択だったという。

「実家には祖父母が住んでいたスペースが残っていて、そこを整えながら今は家族3人で暮らしています。両親は今も米づくりをしていて、いつか手伝えたらという思いもありました。」

家族の暮らしと、仕事、そしてふるさととのつながり。
それらを丁寧に結びなおし、小野島さん一家の新しい生活が始まった。

移住して気づいた、高根沢町の心地よさ

移住をきっかけに、栃木県内でのつながりが一気に広がったという小野島さん夫妻。

友紀さんは現在、ふるさと回帰支援センター経由でデザインの仕事を受けながら、東京の案件も引き続き担当するなど、ハイブリッドな働き方を実現している。友人やSNSでの口コミから依頼に繋がることも多いという。

「東京にいたときと、働き方はほとんど変わっていません。むしろ自然の中で気持ちが落ち着き、仕事にも集中できるようになりました。」

一方で、実家では米づくりや畑仕事にも少しずつ関わるようになり、仕事と暮らしの距離がぐっと近づいた。

「種まきや田植えなど、季節ごとの行事を手伝うと“あぁ、帰ってきたな”と感じますね。都会では味わえなかった時間の流れを、日々感じています。」

高根沢町での暮らしは、想像以上に穏やかだった。

「東京では子どもを危険から守ることばかり考えていましたが、ここではのびのびと遊ぶ姿を見られるのが嬉しいです。子どもが笑っていると、私たちも自然と穏やかな気持ちになります。」

地域との関わりも深まり、徹さんは消防団に加入。保育園では夏祭りの「お化け屋敷づくり」に夫婦で参加し、地域の人たちと協力する楽しさも実感した。

車を手に入れたことで行動範囲も広がり、近隣の温泉や公園へ気軽に出かけられるようになった。
男体山や筑波山を望む雄大な景色、夏の夕方の涼しさ– 。
自然に囲まれたこのまちは、日常の中に心の余白を与えてくれる。

「何もない、がちょうどいい。そんな時間の流れが、今の自分たちには合っている気がします。」

自然の中で、のびのび育つ

「息子が通っている保育園は、里山の中にあります。畑で野菜を育てたり、田植えをしたり、森の中を探検するなど、自然に触れる機会が本当に多いんですよ。」

そう嬉しそうに話すのは、友紀さん。移住してから、子どもが心身ともにたくましく成長しているのを感じているという。朝から雪駄で里山を駆け回り、昼は泥だらけになって遊び、夜はぐっすり眠る。

「東京にいたころは寝つきも悪かったのですが、こちらに来てからは外遊びが増え、寝るのも早くなりました。」

「東京では外を歩くときも常に息子の手を離せなかったんです。車や自転車の多さを気にして、いつも緊張していました。でも今は手を離しても安心できる。そんな環境があることが、子育てには本当にありがたいです。」

休日は町の児童館「きのこのもり」へ。家族で隣町の公園や真岡鐵道のSLを見に行くこともある。

「車があることで、どこへでも気軽に出かけられるようになりました。都内では満員電車が苦痛でしたが、今は親も子も気持ちに余裕を持てています。」

車で5〜20分の距離には温泉も点在し、週末は“温泉めぐり”が家族の楽しみ。

「隣のさくら市にある『道の駅きつれがわ』では、700円ほどで温泉に入れます。日本三大美肌の湯と言われる源泉掛け流しの露天風呂はとても気持ちが良くおすすめです。宇都宮の『ザ・グランドスパ南大門』には、プールもあって、息子のお気に入りです。」

自然の中で、笑顔と発見に満ちた毎日。小野島さん一家にとって、高根沢町での暮らしは、“家族が育つ時間”だ。

米づくりを通して、ふるさとの魅力を発信

友紀さんは、徹さんが運営するYouTubeチャンネル(小野島チャンネル)のサムネイルやテロップ、画像制作等も担当している。

ふるさと回帰支援センターを訪ねた様子や、栃木の飲食店紹介、宇都宮の「移住体験ツアー」の様子などを投稿し、夫婦で“ふるさとの今”を発信中だ。

「将来的には、YouTubeを窓口に実家のお米を販売してみたいです。米袋のデザインからサイト制作、広報まで一貫して行う構想を立てています。高根沢町は『とちぎの星』という、令和の大嘗祭で選ばれた献上米の産地。私たちもその品種を育てています。コーヒー豆のように産地や味で米が選ばれる時代になれば嬉しいですね。」

結婚式では「新米夫婦」にちなんでお米を引き出物にしたところ、思わぬ反響があった。
今は、少量パッケージの商品化も視野に入れているという。

「デザインには、人の行動を変える力があります。地域の魅力を引き出し、地元の良さを再発見してもらえるようなデザインを手がけていきたいです。また、高根沢は田んぼが広がる土地なので、“米のまち”をもっと前面に出してアピールしてもいいと思います。道の駅を中心に、地元の野菜や温泉、グランピングなどを組み合わせた“まち全体のブランディング”ができたら素敵ですね。」

「今後、我が家のオリジナル米ブランドができたら、僕らが先頭に立って発信していきたいです。」

最後に、移住を考えている方へのメッセージをいただいた。

「子どもをのびのび育てたいと思っている方は、ぜひ移住への一歩を踏み出してみてください。環境を変えれば、きっと何かが変わります。栃木には魅力的な場所がたくさんあります。私たちも、その魅力をお伝えできるよう発信していきますね。」

PROFILE

魅力を再発見!<br>親子でのびのび高根沢ライフ

小野島 友紀さん・小野島 徹さん

友紀さんは栃木県高根沢町出身。教育業界で12年間勤務後、妊娠とコロナ禍を機にフリーランスデザイナーへ転身した。東京からUターンし、夫でお笑い芸人の徹さん、4歳の息子さんとともに実家で暮らす。地域のデザインや発信活動を通じて、ふるさと栃木県の魅力を伝えている。

友紀さん Instagramアカウント
https://www.instagram.com/chipn_design/?igsh=MWd1Y2xkanp5aWN4MQ%3D%3D&utm_source=qr#

徹さん Instagramアカウント
https://www.instagram.com/tohruonojima?igsh=MW43ZjIwbng0bnY2eg==

YouTube 小野島チャンネル
https://www.youtube.com/@onojimachannel/videos

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