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北西部には白根山や男体山など2,000m級の山々がそびえ、東部にはなだらかな八溝山地、中央から南部にかけては関東平野が広がる栃木県。日光国立公園と8つの県立自然公園があり、国立公園の面積は全国4位！県内最高峰である白根山（2,578m）から、わずか10m少々の平野まで標高差が大きく、その寒暖差から約2ヶ月にわたって紅葉が楽しめることも。
変化に富んだ地形が生み出す、雄大な山並みと清らかな川、豊かな田園風景、そしてこれらが魅せる四季折々の風景が自慢です。
中禅寺湖の北岸にそびえる霊峰・男体山やエメラルドグリーンの五色沼を抱く高山植物の宝庫・白根山をはじめ、栃木県には日本百名山に選ばれた山が4座あります。それぞれ表情の異なる頂から望むパノラマはどれも絶景！麓には温泉地が多く、下山後にゆったりと温泉で疲れを癒すのが、栃木県ならではの贅沢な登山の楽しみ方です。
8月の平均気温が20℃前後と涼しい奥日光や那須高原などの山麓地は避暑地としても有名。フランス・ベルギーの外国大使館のほか、イタリア・イギリスの旧大使館別荘もあり、国際的な避暑地として人気を集めています。
| 白根山（しらねさん） | 日光市 | 2,578m |
|---|---|---|
| 男体山（なんたいさん） | 日光市 | 2,486m |
| 皇海山（すかいさん） | 日光市 | 2,144m |
| 那須岳（なすだけ） | 那須町 | 1,915m |
内陸に位置する栃木県では、古くは交通の動脈として、また豊かな収穫をもたらす恵みの川として親しまれてきました。
栃木県最長の鬼怒川の上流には、鬼怒川温泉や川俣温泉、川治温泉など全国的にも有名な温泉が湧出し、四季を通じて多くの観光客で賑わっています。カヌーや川下り、魚のつかみどり、渓流釣りなど、初心者や親子でも楽しめる川遊びスポットもたくさん。なかでも関東一と称される清流・大芦川は川遊びで人気のスポットです。
| 鬼怒川 | 県内最長、栃木県を代表する河川です。美しい渓谷と鮮やかな紅葉が織りなす絶景は必見。 |
|---|---|
| 那珂川 | 鮎が棲み、鮭がのぼる関東屈指の清流。鮎釣りが解禁される６月には多くの釣り人で賑わいます。 |
| 渡良瀬川 | 栃木県三大河川のひとつ。渡良瀬川に沈む夕日は歌手・森高千里さんの『渡良瀬橋』にも歌われています。 |
| 大芦川 | 川底まで透き通るような美しさの「大芦ブルー」が特徴。川遊びスポットとしても人気です。 |
源泉総数が全国10位の栃木県は、関東有数の「温泉県」！特に県北西部の山岳地帯に多く、泉質や効能も多彩です。美しい渓谷沿いに旅館やホテルが立ち並ぶ鬼怒川温泉や約1,300年続く県内最古の鹿の湯、山道を片道2～3時間登った先にある那須連山・朝日岳山腹の三斗小屋温泉、映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地になったことでも有名な北温泉など、個性豊かな温泉が揃います。
「温泉のある暮らし」が当たり前のように満喫できる、贅沢な暮らしが叶いますよ。
那智の滝、袋田の滝と並ぶ日本三名瀑のひとつです。中禅寺湖を流れ出た大尻川の水が、高さ97mの大岸壁を一気に落下するさまは、まさに壮観！一見の価値があります。
日本で最も高所（1,269m）にある湖です。日光の火山が活発に活動していた頃に、男体山の噴火によってできました。周辺はホテルや旅館、観光スポットが集まる一大観光地です。
赤城山の神と男体山の神が領土争いをしたという伝説が、湿原の名前の由来です。標高1,400mに100種類以上の湿原植物が自生する豊かな高層湿原です。
栃木市の南部を中心に、群馬県・茨城県・埼玉県の一部に広がる大遊水地。平成24年7月にラムサール条約湿地に登録されました。最近では、熱気球などのスカイスポーツやウインドサーフィンの場としても注目されています。
鬼怒沼山の山頂近くにある湿原。その標高は2,000mにも達し、高層湿原としては日本一の高所にあるといわれています。100種類以上の高山植物や貴重なトンボ類が生息する、生き物たちの楽園です。
日光国立公園の一角にある広大な湿原です。火山の噴火でできた湯ノ湖とそこから流れ出す湯川、戦場ヶ原と小田代原の2つの湿原で構成されています。希少な動植物の生息地として、昭和46年にラムサール条約湿地に登録されました。
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