日本仕事百貨にもインタビュー記事掲載中
日本仕事百貨「日本一のいちごのまちを新たな視点で深掘る取材者になる」
>>>https://shigoto100.com/2021/11/moka_2.html
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東京から車で約2時間、新幹線とローカル鉄道を利用すると約1時間半。
古くから真岡市の近くを流れる鬼怒川流域で綿の栽培が行われており、農家の女性は農作業の合間にその木綿で縞木綿を織って商品にしていました。それらは真岡木綿として知られ、問屋商人によって江戸の市場に多数出荷されていました。さらに、17世紀後半には縞木綿より上質の晒木綿が生産されるようになり、江戸で「真岡晒」、「真岡木綿」と呼ばれ、上質の綿織物として歓迎されていたようです。
養蚕業、農業のまちとして成長してきた真岡市は高度経済成長期には内陸型工業団地として日本一の規模を誇るハイテク都市として成長を続けます。近年では「とちおとめ」を中心とする「いちご」の生産量で日本一となる等、様々な挑戦が連鎖的に起こり続けるまちとなっています。
そのような背景を持つ真岡市であるため、地域で暮らす住民の方々への取材を行うと「真岡市に住む人たちは、まちのことを好きな人が多い」「誇りをもって働いている人が多い」という声が多く聞こえてきます。過去から続く産業や挑戦に誇りを持ち、暮らしやすいと感じている市民が多く存在しています。
ここまで良いことばかりを書いてきましたが、真岡市にも課題が存在します。
全国的な課題である東京一極集中の流れが真岡市でも起きており、若者の転出が課題となっています。
高校や大学を卒業して真岡市に一時的に戻ってきていた世代が再び転出してしまう理由には都市部でしかできない活動を目指す人もいるでしょうし、一概に転出しないことが地域にとっても良いこととは言えません。しかし、地域の魅力を知らないままに転出してしまう若者が増え続けることに関しては解決できる課題では?と感じています。
そこで、今回の地域おこし協力隊の募集では真岡市で暮らす人の想いや活動を発信し、地域内外の若者に情報を届け、真岡市に人をつなぐコーディネーターを募集し育成をしていきます。
真岡市は「地元が好きで誇りを持っている人が多いまち」ですが、その「まちの良さを感じている人」を可視化して地域内外の若者に届けることはできていません。今回の募集を通じて、「人の取材や発信」が好きな方にエントリーしていただき、将来的に若者が帰りたくなるきっかけづくりをしていきたいと考えています。
また、移住促進業務の際に真岡市に興味を持ってくれた人たちの最初の窓口になっていただきたいと考えています。ぜひ、相談される方の想いや興味関心に寄り添って、真岡市で暮らす方をつなげたり、まちを案内したりと、情報提供をお願いしたいと思います。
○今回のプロジェクトで出会いたい人はこんな人。
・まちの人の想いに共感を寄せられるひと
・「なぜだろう?」と疑問を持ったらとことん知りたくなってしまう人
・人やまちの魅力を伝えることが好きなひと
・文章を書くことが好きなひと
・いろいろなことに興味が持てるひと
・人の相談に乗ることが好きな人
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
このような活動は、ほとんどの方が経験したことがないと思います。だからこそ、一緒に悩みながら地域の方々と共につくり上げることができると思っています。真岡市に住む方々の取材を通じて真岡市の魅力を探り、私たちと一緒に発信してみませんか?
ご応募お待ちしています。