event

交流・イベント

装飾 装飾

「ましこ農の学校」マルシェイベント開催&令和5年度受講生募集!!

「ましこ農の学校」マルシェイベント開催&令和5年度受講生募集!! | 地域とつながる

ましこ農の学校とは、益子町の農業の担い手や支え手となることを目的とし、週末に本格的な野菜栽培の技術・知識の基礎を学びながら益子の暮らしや文化を体感できる学校です。

令和4(2022)年11月27日(日)道の駅ましこにて、
       ましこベジマルシェを開催!       

ましこ農の学校のカリキュラムの一環として、受講生達が栽培した野菜をマルシェにて販売します。さらに、町内事業者の加工品開発に取り組んでいる「ましこ食の学校」、町内で活躍する若手農家グループ「ましこ西洋野菜研究会」ともコラボし、「ましこ野菜」をテーマにした多様なコンテンツを現在企画中です。

イベント内では、町担当職員による移住&新規就農相談会も実施します。ご相談された方には、益子焼の粗品をプレゼント♪
お買い物や町内観光のついでに、お気軽にお立ち寄りください。

イベント詳細は以下のURLからご覧ください。
益子町移住・定住ワンストップサイト「ましこの暮らし」
https://www.town.mashiko.lg.jp/mashiko_no_kurashi/blog/index.php?mode=detail&code=130

ましこベジマルシェ公式Instagram
https://www.instagram.com/mashiko_vege_marche/

 

 

さらに、ましこ農の学校では、令和5(2023)年度受講生を現在募集しています!
老若男女問わず、新規就農、半農半X、移住、田舎暮らしといった農あるライフスタイルを目指す社会人の方々を対象とし、交流しながら農業を学ぶことが出来ます。農業初心者の方も安心してご参加ください。

【受講資格等】
・令和5年4月 1 日において満 18 歳以上の方
・将来、益子町内で就農など農のある暮らしを目指している方、または検討されている方
・ましこ農の学校の理念に共感いただける方
・学ぶ意欲のある方
農業経験の有無や性別は問いません。
益子町外在住の方もお申込みいただけます。
ご家族(夫婦、兄弟、親子など)1 名まで同伴可能ですので、お二人で受講ができます。
(18 歳以下は同伴人数に含みません。)

【受講期間】
第2期生:令和5(2023)年5月~令和6(2024)年3月
授業は毎月2回 / 土日いずれかの9時~17時頃まで

【受講料】
年20,000 円(20㎡の個人区画をご希望の方は1区画あたり+年5,000円をいただきます)

【カリキュラム】
実習と座学を交えたカリキュラムを用意しており、初心者でもわかりやすく本格的に益子町の農業を学ぶことが出来ます。

畑での実習では、種まきから育苗、収穫に至るまで、講師が丁寧に指導します。

座学では、農地の取得に関する知識やオンライン販売の手法などを学びます。

くわしい募集要項や応募方法は、以下のURLからご覧ください。
益子町公式ホームページ「ましこ農の学校」
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page003319.html

 

 

益子町について

益子町

栃木県南東部に位置する町で、芳賀郡に属する、益子町。中心部から少し足を延ばすだけで、懐かしさを感じる里山の景色が広がります。
冬・春はイチゴ狩り、初夏にはあじさい、夏にはブルーベリー狩りやひまわり畑、秋には実った田んぼの眺めやコスモス畑、芋掘り、りんご狩り、ぶどう狩りなど、味覚や景色で四季を味えます。

陶芸や工芸、農業を中心に、土地の風土に根ざした生業と暮らしが穏やかな時間の中で過ぎゆくまちです。

益子町の先輩移住者の声

人との繋がりを感じながら自分の手で作っていく暮らし

人との繋がりを感じながら自分の手で作っていく暮らし

池田 絵美(いけだ えみ)さん

「移住=永住」と重く考えずに、まず自分のありたい姿に素直に向き合うこと 今回、益子の暮らしについて教えてくれたのは、ベーカリー「Natural Bakery日々舎(にちにちしゃ)」を営む池田さん。 自家製酵母と国産小麦をベースにした、毎日丁寧に焼かれるパンやベーグルは、地元民の食卓を支えているのはもちろん、県内外から訪れる常連も多く、閉店時間前に売り切れてしまうほどの人気ぶりだ。 東京から移住してお店を構えた池田さんだが、「ここで開業しよう」と最初から考えていたわけではないという。 「益子に住む前は、渋谷でオーガニックカフェの調理の仕事をしていました。“健康でナチュラルな料理を追求して行きたい”と思っているのに、忙しすぎて余裕のない、自分の暮らしに矛盾を感じていたんです。そんな時、プライベートで度々訪れたのが益子。自然が身近にあり、自分たちの手で丁寧に暮らしを作っている様子や、地に足がついた営みに惹かれていきました。」 スタッフ募集をしていたギャラリー&カフェ「starnet」の門をたたき、2006年に移り住むことを決意。数年で東京に戻るつもりで移住したものの、土地に馴染んでいくにつれ離れられなくなった池田さん。その後、結婚・出産を機に2年ほど育児に専念し、縁があって益子町観光協会に勤めることになった。 「観光協会のホームページの記事を書くために、ものづくりに打ち込む魅力的な人々に会い、たくさん刺激をもらいました。そこから、日々舎をオープンしたのは2014年。当時からお世話になっていた宿泊施設『益古時計』のオーナーが、施設の敷地内にある物件を紹介してくれました。そこにはパンが焼けるオーブンもあり“これは今なのかな”と。自分の構想では、開業はもう少し先だったのですけどね。」 「移住=永住」と重く考えずに、まず自分のありたい姿に素直に向き合うこと。 ひとつ前に進むことがその先の未来へ繋がる、という経験をした池田さんの話に、たくさんのことを教えてもらった。 移住者を温かく受け入れ、人と人とが繋がる土壌 池田さんが移住してわかったのは、益子特有の自由で開放的な気風があることだ。 「古くからの伝統や文化がある町ながら、陶芸を志す人を昔から受け入れてきた積み重ねがあるので、閉鎖的な雰囲気は全くなく、移り住む人の活動を見守る懐の深さがあります。その寛容さも益子の魅力のひとつかもしれません。」 そんな空気感に惹かれるように、今でも新たな人や店が集まって来る益子。 仕事や暮らしに焦点がいきがちだが、家族の形態が変化していったとき、子育て環境としてはどうだったのだろうか。 「私が育児をスタートした頃は『Nobody’s Perfectプログラム』という、子育て中の親を支援する取り組みがちょうど始まった年でした。育児の悩みを相談しあえる場ができ、初めてママ友という繋がりができました。友人の中には陶芸家も多く、彼女たちは時間を自由に使えることもあって、店仕事が忙しい時間帯には、子どもを一緒にみてもらうことも。かなり助けられましたね。」 人と人を繋げるネットワークはいくつもあり、安心な食をテーマにお母さんたちが始めた青空市もそのひとつ。毎月決まった日に、地場産の野菜や加工品、雑貨や古着などが並び、この地に暮らす人たちが交流できる場になっている。 「都会のように公園に行けば誰かいる、という環境ではないからこそ、母親同士が声を掛け合って集まっては、楽しんで子育てできる時間を自分たちで作ってきました。子どもと一緒に工作をしたり、自然食の情報交換をしたり……都会生活にはない近所付き合いが、益子暮らしの醍醐味。だからといって、作り手や開業する人だけのコミュニティというわけではありません。益子で暮らしながら、宇都宮など県内に会社通勤しているご家族も多くいます。」 地域に支えられながら店を営む人、週末の家族時間を楽しんでいる人、それぞれの形で育まれる益子の暮らし。 土地が織りなす家族の風景が、そこにはあった。 そんな益子の今を教えてくれた池田さんに提案していただいたのは、1人で訪れても家族でステイしても楽しめる2泊3日のプラン。 < ショートステイのすすめ1「中心地エリアを散策して、益子の文化に触れる」 益子に訪れたらまず、益子本通りから城内坂通りにかけてのメインストリートを散策。軒を連ねる益子焼のショップやギャラリーをのぞくだけでも、釉薬の表情、味のある造形、作り手の個性を知ることができるので、益子焼の魅力にどっぷりとハマれるはずだ。 「益子初の益子焼専門店民芸店ましこ、新しい作家に出会えるギャラリーショップもえぎ城内坂店、江戸時代創業の藍染店日下田藍染工房など、この土地の手仕事に触れられるスポットがたくさんあり、時間を忘れて楽しめると思います。あと、プランには入っていませんが、濱田庄司記念益子参考館もおすすめ。日本有数の焼き物の産地として栄えるに至った歴史を学んだり、古い建物を生かした展示品を見られるので、時間があればぜひ行ってもらいたいですね。」 益子は農業が盛んなエリアでもあるので、器と農業が交わる「食」にもぜひ目を向けたいところ。自然食が味わえるつづり食堂、地産産の野菜を使ったイタリアントラットリア トレ アーリ、益子焼に盛られた彩り美しい料理を味わえるYOUNOBI Cafe and Bistroなど、この土地ならではの“おいしい”がたくさんある。 ショートステイのすすめ2「田畑や原生林からなる里山の風景を肌で感じる」 今回のショートステイの宿泊先は、池田さんが営む日々舎と同じ敷地内にあるB&B形式の宿泊施設益古時計。池田さん自身が益子で家探しをした際にも利用しており、居心地の良さはお墨付き。 「町の中心部に位置するので、徒歩やレンタル自転車で動く場合にも便利。何も考えずに朝ごはん付きにしてもいいし、朝から自由に過ごしたければもちろん素泊まりでもいい。アレンジがしやすいのでショートステイに最適です。」 2日目の朝は、益古時計で朝食をとって出発。 「器を扱うお店は益子に数多くありますが、山の麓にあるショップ&ギャラリーもえぎ本店はぜひ訪れて欲しいところ。建築関係の仕事をされているオーナーさんが手がけるだけあって、樹々に囲まれた環境と建物のバランスが本当に素敵。展示している工芸品も見ごたえがあり、私も時間が空いた時にはふらっと訪れています。そして、せっかく益子に来たならぜひ陶芸体験も! 自分の手によるものづくりの楽しさを実感できると思いますよ。」 本通りから少し離れた場所にある小峰窯では、本格的なろくろ回しや、自由に器を作る手びねりの他、小さい子どもでもクレヨン感覚で描けるパステル絵付けなどが体験可能(要予約)。 その他、山の中にひっそりと佇むアジアごはんの店作坊 吃(ゾーファンチィ)でランチをとり、地元の人のパワースポットでもある国指定重要文化財綱神社を参詣。自然のエネルギーを感じながら、ここに住む未来に想いを馳せるのもよいかもしれない。 ショートステイのすすめ3「暮らす視点で、訪れてみる」 最終日は、より移住を視野に入れて、おさえておきたい3つのスポット巡り。 まずは、モーニングセットを目がけて、朝7時からオープンしているカフェMidnight Breakfastへ。益子産の卵を使ったアメリカンなスイーツが並ぶ可愛いドリンクスタンドは、地域おこし協力隊として活動していた店主が営む店。タイミングがよければ、移住や起業にまつわる話を聞けるかもしれない。 2つ目は、益子を離れる前に訪れたい道の駅ましこ。「私たちにとってはスーパーと同様、日々の食材の買い出しに欠かせません」と池田さんがいうように、新鮮な農産物や暮らしにまつわる工芸品を目がけた観光客ばかりか、地元の人も通う場所。施設内には移住サポートセンターもあるので、空き家バンクや仕事などハード面の情報もあわせてチェックして。 最後3つ目は、そのまま足をのばして隣接する真岡市へ。真岡市は、いちごの生産量日本一を誇る“いちごのまち”としても名高いエリア。益子とはまた異なる静かでのんびりとした空気を肌で感じながら、人気カフェ喫茶ロクガツでひと休みを。 ショートステイの旅を終える頃、ますます益子が好きになったり、もっと深く関わりたいという気持ちが芽生えたり…自分の中で意識の変化があったら、それは移住への第一歩になりそうだ。 益子のいちばんの魅力は、とにかく“人” 「長年住んでいても日々刺激をもらえる理由は、益子に住む“人”が面白いから。それを感じ取っていただくためにも、お店の人とコミュニケーションを取ってみると、一歩踏み込んだステイができるかもしれません。私自身も、店頭で接客しているときに“移住を考えているんです”と声をかけられることがあります。益子で働く人は、いい感じにおせっかいな部分があります。散策しながら地元の人にリサーチして、“暮らす”イメージを膨らませて帰ってもらえたらうれしいですね。」 小さくとも個が光り、自分の暮らしを自分たちで作っていく気風に満ちた町。短い滞在でも暮らしの香りを感じ取れるこの町へ、出かけてみるのはどうだろうか。 ※この記事は、NEXTWEEKENDと栃木県とのコラボレーションで制作しています。

多くの人の日々に、寄り添うパンを

多くの人の日々に、寄り添うパンを

池田絵美さん

おいしいだけでなく、体がよろこぶパンを 毎年、春と秋に開催されている「益子陶器市」の会場となる城内坂通りを抜け、共販センターの先を右へ。坂道を少し登った森のなかに、小さな山小屋のような建物が見えてきたら、そこが「日々舎」だ。 緑色のかわいい扉を開けると、焼きたてのパンのおいしい香りに包まれる。日々舎を訪れたのは、オープン前の朝10時ころ。奥の工房では店主の池田絵美さんが、前日の夕方に仕込みを行い、ひと晩じっくりと発酵させた生地を成形し、年代物のガスオーブンで次々とパンを焼き上げていく。お店が開店する11時には、カンパーニュやライ麦40などのハード系のパンをはじめ、ベーグルやマフィン、クッキーなどが店頭にずらりと並んだ。 池田さんが目指してるのは、「おいしいのはもちろん、体がよろこぶパン」をつくること。それは、「自分たちが毎日食べたいパン」でもある。 そこで、パンづくりの素となる酵母は、レーズンや酒粕などの身近にある素材からおこし、ずっと掛け継いできた自家製酵母を使用(下写真は、オープン前から掛け継いできたレーズン酵母)。その自家製酵母と国産小麦をベースに、もっちりしっとりとした食感で、噛みしめるほどに旨みや風味を感じられるパンに仕上げている。また、野菜や果物はなるべく地元産のもの、有機栽培のものをセレクト。サンドイッチにはさむキャロットラペをはじめ、あんこや柚子ピールなどの具材も、すべて手づくりしている。 「おいしく体にも優しいパンを毎日丁寧にコツコツつくることで、みなさん日々に寄り添うようなパンになったらいいなと思っています。『日々舎』という名前には、そんな思いを込めました」 健康的な暮らしを目指し、東京から益子へ 子どもの頃から料理が好きで、大学に進んでからは、「健康的な食事」にどんどんと興味がわいてきたという池田さん。卒業後は、オーガニック系雑誌の編集部に就職。それから2年が過ぎたころ、「自分が届けたものへの反応を、もっと直接知りたい」と思うようになり、渋谷でオーガニックカフェの立ち上げからかかわり、料理や天然酵母のパンづくりを担当してきた。 「仕事は充実していたのですが、毎日がとても忙しくて。自分自身の暮らしから健康的なものにしたいと考え、自然が身近なところでの暮らしに興味を持つようになったんです」 ちょうどその頃、編集者として働いていたときから気になっていた益子のオーガニックカフェで募集が。池田さんは思い切って応募し、2006年に益子へ移り住んだ。そのオーガニックカフェでは、主にスイーツを担当。2年半にわたり経験を積んだ。その後、結婚、出産を経て、日々舎をオープンしたのは2014年10月のことだ。(下写真の男性は、カフェ&ギャラリー、宿泊施設である「益古時計」を営む神田さん。池田さんがパン屋を開くための物件を探していた際に、益古時計の敷地内にある建物を紹介してくれた) 「益子には陶芸をはじめ、さまざまなものづくりに打ち込む魅力的な人が多くて、いい刺激をいただいています。お店を開くなら、やっぱり益子がいいなと思っていました。また、これまでオーガニックの料理やパン、スイーツなどを経験してきたなかで『パン』を選んだのは、夫婦ともに自家製酵母のパンが好きで自宅でも焼いていて、一番興味があったからなんです」 常に同じ仕上がりになるよう、生地と対話しながら 自家製酵母によるパンづくりの面白いところであり、難しいところでもあるのは、日々の気温や湿度、水温などによって、味も仕上がりも変化する点だという。 「気温が高い夏はどんどん発酵が進むのに対し、冬は発酵に時間がかかります。そこで、例えば夏場は生地を冷蔵庫にしまい、ゆっくりと発酵が進むように調整します。逆に冬場は冷蔵庫には入れず、室温で発酵させます。特に難しいのが季節の変わり目。常に同じ仕上がりになるよう、気温や水温の管理や調整にはすごく気を使いますね」 このように手間ひまをかけさまざまな工夫を凝らし、じっくりと生地を発酵させるからこそ、味わい深く口どけのいいパンに仕上がる。今ではその味に惚れこみ、宇都宮や水戸、東京などの遠方から訪れるリピーターや、オンラインショップで繰り返し注文してくれる人が増えている。 「そんなリピーターの方から『あのパンが美味しかったよ』と言っていただいたり、ネットでの注文の際にメッセージをいただいたり、お客様一人ひとりの声が励みになっています」 益子に暮らす魅力的な人たちをお手本に オープンから3年目を迎え、だんだん新たに挑戦したことが見えてきた。将来的には、イートインスペースがあるカフェのようなパン屋を、ここ益子でつくりたいと池田さんは考えている。 「実は、うちの自家製酵母パンや全粒粉ベーグルは、しっかり中までふんわりと焼くことで、よりおいしく味わうことができるんです。今でも口頭やホームページでおいしい食べ方をお伝えしていますが、さらに、実際にお店で提案していけたらと考えています」 そんな次の一歩を踏み出すためには、まずはここ益子で自分たちの仕事や暮らしを確立していくことが大切だと感じている。 「益子には、自分で仕事を生み出しながら、暮らしも楽しんでいる人が多くて。そんなみなさんをお手本に、私もパンづくりに打ち込みながら、季節ごとに梅干しを漬けたり、味噌を仕込んだり、暮らしも丁寧につくっていきたいと思っています」

SUPPORT移住支援を知る

最大100万円+αの移住支援金をはじめ、さまざまな支援制度・補助金をご用意しています。
スムーズにとちぎ暮らしをスタートできるよう、また、移住後に後悔しないよう、
最新の情報をこまめにチェックするようにしましょう!

CONTACT移住について相談する

ちょっと話を聞いてみたいだけの人も、
本格的に移住を相談したい人も、どんな相談でもOKです!
お気軽にご相談ください!